フランス人は「生涯教育」的発想ないらしいということについて。そしてフランス語勉強してる50代の私は日本語でブログ書いてる場合じゃなかった件について。

2016.08.04 Thursday 04:00
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    去年パリに2ヶ月近くいたとき、ソルボンヌに通いながら毎日書いたブログにはちゃんとした意味があった。

    あれは、1人でパリに暮らして大学に通うというちょい緊張感のある現実を前にして気持ちがひるんだ時に、親友が「ブログ書きなよ、毎日読むから」って言ってくれて、それでそれがすごい原動力になって、去年は頑張れたんだった。

     

    不安になっている時に、そういう言葉をかけてくれる人がいるって、すごく幸せなことだ。

     

    それで、そうだ、今年も頑張って書くよー!

     

    って思ったんだけど、去年結構システマティックなソルボンヌのフランス文明講座に通っていたのとは違って、今年はもうめちゃくちゃな会話をなんとか上達させたいという、はかない望みを胸にやってきているので

     

    考えてみたら、毎日夜寝る前にブログを書いていちゃいけないのだった。

     

    なぜって、そこで脳みそが日本語システムに切り替わっちゃうから。

     

     

    去年はほんと一人暮らしで、いっぱい時間があって、ちょっと孤独で。

    ほんで、いっぱい日本語で書いて、交流して、ネットやって、たくさん豊かな経験をしたけど

    今年はちょっと、ちゃんと勉強しようと思ったので(やっとか。。。。)

     

    そういう理由もあって、ブログを頻繁に書くことはやめにすることにした。

    かわりに、備忘録でその日に取った写真をFacebookページにアップしていくことにしたので

    フランス(今年はブルゴーニュ)のことなんかにちょい興味があるよー、っていう方がいらしたら

    Facebookページをフォローしていただけるとすごくうれしいです!

     

    https://www.facebook.com/atelier.izumi/

     

    ここでやんす。

     

    このjugemのブログシステムは、画像アップとかほんと不自由で使いにくいので

    インスタグラムを使おうと最初思っていたんだけど、ネット回線がちょい不自由なので

    一眼で撮った写真を細々とFacebookに日記代わりに載せることで、今年の記録にしたいと思います。

     

     

    ということで、今日から日記のカテゴリーは「パリ一人暮らし」から「フランス留学」に変わります。

     

     

     

     

    私が今来ているのは、パリからTVGで1時間ほどのところにある、ブルゴーニュの小さな街、Monbardというところです。

    (この写真は、夜の9時30分ぐらい。10時過ぎまで明るいです@夏)

     

    ここに住んでいるフランス語の先生の家に、3週間ホームステイをして、残りの1週間はそのまま家を借りて、のんびりして帰るという予定になっています。

     

     

    毎日午前中は勉強をして、午後は近郊で行われるアートのイベントやお祭りなんかに参加して、そこでフランス語使って会話の力をつけて(いや、なかなかつかないんだけど、ほんと早口だからこっちの人)、みたいな。

    去年はパリでの座学でしたが、今年は暮らしながら食べながら、おしゃべりしながら、フランス語習って、フランスの普段着の暮らしになじむってう感じです。

     

    これで、3度目になるかなー@Montbard。

    ほんとに、この場所が大好き。

     

     

    小さな街なので、ほとんど何もないです。

    パリとは大違い。

    それでも、特に夏は、車で30分ぐらい出かけるだけど、一見何もないように見える小さな村で、コンサートや演劇、スペクタクルやアトリエでのワークショップなどが行われていて、そんなあたりにフランスの底力を感じます。

    ほんで、田舎に来ると食べ物が、そりゃもう

    気が遠くなるほどうまいです。安いです。

     

    そんな中で、毎日フランス語と格闘しています。

     

    いやほんと、

    東京で多少しゃべれるんでね? 自分、、、、なんて思っていると

    こっちに来て打ちのめされる。。。。という体験を何度もしており。

     

    今回も、ほんとにもう、小学生レベルのことがなんにもしゃべれず

    そして覚えていたはずのことを全部忘れており。

     

    もうちょっと水飲む?

    あ、それ私にも下さい

     

    なんてことさえ

     

    なんて言うんだっけ???

    と繰り返している毎日ざんす。いや、もうほんとにびっくり。

    何が起きた自分。今日は「笑う」という動詞と「ねこ」が思い出せなかった。

    こんなことは今までなかった。やっぱり寄る年波って怖い。

    とほほほほ。

     

    それでも

     

     

    今日、先生をしてくれているClaudineに、「私しゃほんとに、この歳で何も覚えられないよー、

    50代で語学の勉強を初級からやるって、ほんとにカタストロフだよー(最悪ってことねー)」

    「そういえば仕事で知り合った人が、人間が新しいことを覚えられるのは55歳がひとつの転機。

     55歳を越えると、脳みその働きが格段に鈍ってきて、新しいことを覚えていられなくなる、って言ってた。

     私、今年そこを越えてしまった!!!!!」

     

    とぼやいたら

     

    「いや、それでも勉強するということそのものがすごく大事なことよ!

     いくつになっても学ぶことは脳の回路をうまくつなげる効果があるって、医学的にも証明されてる!」

     

    という。

     

    そして

     

    「私はいくつかアジアの国も回ってきて、本当にアジアの人たちはいくつになっても勉強したいという意欲が強くて、すばらしいと思う! その点、フランス人は大学を出たら、もうあとは絶対勉強なんてしない! って人がほとんどよー」

    というのである。

     

    えー、日本では引退後の人のために大学が講座を開いたり、お教室がいっぱいあって、そこに年寄りが詰めかけているよー、なんといっても今は少子化で大学もお金が集まらないので、熟年向けの講座を持つことがお金集めにもなるしー、と言ったら

    (って、実際にはもう、ほんとに幼稚なフランス語でなので、上記は意訳>苦笑)

     

    「もうね、フランスは大学までの勉強が本当に大変なので、そこ出たらもう二度とやだ! って思うのよ。それだけ、勉強って嫌な想い出。トラウマになってるの、フランス人には」って。

     

     

    そうなん?

     

     

    確かに、フランスの教育システムはすごく厳しくて、エリートコースに入るのはすごく狭い道で、そこからはずれた人のためのリベンジコースってのがあまりない、とも言われてる。

    そんで、失業率もすごく高いから、どこの大学のどの学科を選ぶかというのは、かなりシビアな選択で、やりたいことを選んでも仕事がないという理由で、不本意な選択をすることも多いと聞いてる。

    高等専門学校に入るために(フランスは普通大学はあまり格が高くなくって、高等専門学校に入らないとエリートにはなれない)、何年も何年も死にものぐるいで勉強してなお入れず、結局普通大学に入って1からやって、卒業する頃にはもう30過ぎてる、なんて人もいる。

     

    フランスの教育は無料か、ほとんどお金がかからず、政府が教育はすごく大事な投資って考えているというあたりはすばらしいと思うんだけど、実際にはすごく大変。勉強。

     

    そういう中で、勉強ってもう、苦難以外の何者でもないわー、ってなっちゃうのかしら。

    いや、みんながみんなそういうわけじゃないだろうけど。

     

     

    ということで、フランスのリタイヤ層は、「とにかく楽しいことだけしていたい!」という人が多くて、勉強したり、何かを学ぶために学校や教室に通ってるなんて人は、田舎では特に、あんまりいないわねー、ってことだった。

    おもろいね。

     

     

    その意味では、日本の今のリタイア層の向学心ってのも、すごいもんだなあとも思う。

    私が通っている美術の学校も、多くはリタイア層だ。

    お金と時間があるってのが一番大きいのだろうけれど

     

    あー、でも私、思うんだけど

    「何かを学びたい!」という気持ちが強いということの他に

     

    「楽しいことだけしていようよ!』と言われても、あまり何をしたらいいか思い浮かばないってのもあるのかもしれない。

     

    毎日毎日

    とにかく仕事だけしてきて

     

    さぼったりのんびりしたり、遊んだりすることに慣れていないのかもしれない。

    女性も、すごく毎日家事してるし。

    (日本は家事大国だと私は思ってる。

     だから子どもが巣立って家事の必要が減ったら、なんか手持ち無沙汰になる)

     

    だから、毎日同じ時間に出かけていって、ちょっと努力が必要なことに触れ続けていることが

    自分を維持していくための要素になっているのかもしれない。

    私もそうかもなー。

     

    なんか、無駄に向上心強い気がする。最初気づかなかったけど>笑

    そういう時代に、生まれ育ったのかも、しれない。

     

    ということで、意味もなく無駄に向上心だけ持っているにもかかわらず

    フランス語は全く上達しないので

    毎日凹みながら

    それでも、なんとかブルゴーニュで生きています。

     

     

    ヨーロッパの小さな街や村の夜が大好き。

    東京の夜の灯りが嫌い。

    オレンジ色の薄暗い街を見ると、安心する。

     

    テロはちょっと怖いけど

    東京だって地震は怖い。

    そして東京も日本も、どこにむかっているのかを考えるとなんか不安になる。

    結局どこにいても、同じことなのかもしれない。

     

    いまある時間を大事に

    8月いっぱい頑張ります。

     

    ということで、しばらく日本語で考えたり書いたりするのを控えるためにも

    ブログはちょいお休みして

    Facebookに写真をアップしていこうと思いますー!! ここでーす。

     

    https://www.facebook.com/atelier.izumi/

     

    おもしろいことがあったら、ブログもまた書きますね!!

     

     

    category:フランス留学 | by:武蔵野婦人comments(0) | - | -
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