テロのあと5割のツアーが中止されたフランスで、開店休業状態の職種は国に給与を保障されるらしい。でも中国の観光客はいっぱいいるよ。

2016.07.27 Wednesday 05:15
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    私のフランス語の先生情報によると、ニースのテロのあと、日本のフランス行きのツアーの5割が中止になったそうだ。

    身近な人にも、中止した人はいる。お金が戻ってこなくても、取りやめた人も多いそうだ。

     

    どこにいたって、危険はある。

    そう思って来てはみたけど、街はやっぱり人が少ない。

    こちらでガイドを仕事にしているお友達に会ったら、シャルリーエブド事件から徐々に減った観光客は、その後のパリのテロで壊滅的に減り、ようやく戻ってきたかな?と思ったころに、ニースでのテロが追い打ちをかけて、ほぼ開店休業状態になっているのだという。

    特に日本人はこうした事態にすごく神経質なので、今、パリに日本人観光客はすごく少ない。ツアー、ほとんど見ない。

    こんな風景は、かなりめずらしいなあと思う。

     

     

    それじゃあ、観光名所はどこも空いているのかというと

    中心部のノートルダム寺院とかエッフェル塔はざわざわと非常に混んでいて、かなり並ばないと入れない。

    多くは中国の人。

    そして、同じヨーロッパから来ている人。ドイツ語とてもよく聞く。

     

    ドイツなんて隣なので、もう、どこに行っても状況は同じってことなんだろうなあ、と友達と話していたんだけど、じゃあ中国は? というと、「私のまわりでは、中国の人はもしかしたら、あまり今の状況をニュースとかで知っていないのかも? という人もいるけど、まあ、でもたくましいんだと思います。日本は世界の中でも、かなりセンシティブって言われてます」、って。

     

    やっぱり島国であまり危機に面したことないし。

    私も今回こちらに来るときは、両親にもかなり心配された。

    田舎に行くから大丈夫! って言ったけど、今朝はノルマンディの田舎の街で、ISの若者が刃物で牧師を殺傷するというテロがあった。もう、あらゆるところが現場なんだなあ、と思う。

     

    ま、実際にヨーロッパで起きていることは現実として、

    実際に住んでる人は普通に生活をしてて、街はまったくもって平和に動いています。

    外から見るより、内側は凪。いまのところは。

     

     

     

    さて、そんなフランス、すごいなあと思ったのは

    こうして国家的な事情で仕事を失った人々に対して、(例えば観光や旅行、飲食系など)

    政府が60%給与を1年間保障するという制度があるのだそうです。

    なので、現状で閑古鳥状態の職種の人も、とりあえず1年は猶予をもらって生きていける。

    その間に事態は改善するかもしれず。ダメだったらなんかその間に考える、と。

     

    なんていうか、「働く」ということに対する国の考え方の日本との大きな違いをかいま見ることが多くて、時々ため息が出る。

    はあ。

     

     

    そんな状態のパリ、今日で6日目。

    一日にひとつ、美術館に行くと決めていたので(別に決める必要もないんだけど、なんとなく)

    そのあたり、備忘録で。

     

    月曜日は休みの美術館も多いのだけれど、モンパルナスに最近できたメンジスキー美術館という小さな個人美術館は、木曜日が定休あというので、ぶらりと出かけてきた。

    メンジスキーの作品を展示する以外に、20世紀前半のモンパルナスの風景を撮っていた写真家エミール・サビトリーの写真展をやっていたので。チャップリン、ピアフ、ブリジットバルドーなんかの素顔写真がいろいろあって、よかった。

    何より、空間がすげーいい感じで。

     

     

    こういう小さな美術館が、私はすごく好きで、来るたびに重箱の隅をつつくように、小さいところを探しては出かけている。

    メンジスキーは結構いいよ。おすすめです。

     

    しゃて、ここから歩いてモンパルナスまで、地下鉄の駅で4つぐらい。

    散歩がてら歩いて、郵便博物館に寄ってみようと考える。

    私の版画の先生が封筒フェチで(笑)、どっか行くたびに封筒買ってこいと半ば強制的にお願いされるので、聞きづてで郵便博物館のショップがいいよ、と知ったのであった。

     

    ほで、歩いた。

    みつからん。

    わかりやすい場所のはずなのに。

    でっかい郵便局があったので中に入って聞いた。

    あー、じょぼじょぼじょぼじょぼ。(聞き取り不可)

     

    後半のみ、この先の21蕃地、2番目の建物の左側にあるからと聞き取る。

    ほい、21番ね!  そうそう、21番だよ! 

    ってなことで歩く。

    歩く。

     

    みつからん。

     

    周囲ぐるぐるまわったけど、みつからん。

    おかしいなあ、ここのはずなんだけど。

     

    3回目に回ってきたとき、おっきな工事をしている建物のはしっこに小さい看板を見つける。

    …… ここじゃん。

    工事中で閉まってるじゃん。

     

    ほんで、博物館のショップのみ、ぜんぜん違う通りの21番地に移転しているという地図が出ていましたとさ。

     

    閉まってるなら言ってくれ。

    ってか言ってたのか? あのじょぼじょぼで?

    それにしても、道案内は完全に間違っていた。

     

    去年もそうだったなー。

    道案内、ほとんど期待できん。

    「あー、それメトロ駅のそば」終わり。

    で、行ってみたらぜんぜんそばじゃなかったり。

    もう、適当すぎて感動するほど、適当。

     

     

    ま、とりあえず30分ぐらい足腰鍛えたところで、郵便博物館ミュージアムショップってのだけが存在している場所はわかった。

     

     

    いや、しかしここ。

    単なる小さなお土産屋さんプラス、切手売ってる場所だった。

    ということで、封筒は買えず。撃沈。

     

    月曜日はそんな日でした。

    このあと、オペラ座のほうにまわって、i-martで日本食食材を買って帰る。

    こののち、ブルゴーニュに移動すると手に入らなくなるものもあるので、今のうち。

     

    翌日(つまり今日)。

     

    ランチをこちらのお友達と食べる約束をしていたので、その前にケ・ブランリー美術館へ。

    ここも大好きな美術館。

    一昨年、東京の庭園美術館に、ここからアフリカのマスクがいっぱい来たよね。

     

    今年は開館10周年だそうだ。

     

     

    そして、この左側のポスターが、今やっている企画展で、こりゃあむちゃくちゃおもろそうやないかい! ってことで意気込んで出かけたんだけど。

     

    いやはや。

    非常にフランス人的な?

     

    もう、なんと言えばいいのか。

     

     

    書き出すと長くなるのでやめとくけど、フランスって、ほんと芸術とファッションの国なんだけど、一歩間違えるとこうなっちゃうんだよねえ、なんで? 

     

    もう、ぜんぜんわけわかんないだよ、せんせー

     

    って気分で歩いていた中で、一番シュールでかっこい作品が! と思ったのがこれなんだけど

     

     

    これ、作品じゃなくて、収蔵品の収蔵庫がガラス張りになってて、そこで修復士の人がお仕事をしている風景でした。

    いや、映画の一こまみたいで超かっこよかった。

    ライティングがすばらしいね。

     

     

    ケ・ブランリーには広いお庭もあって、素敵なカフェとレストランもあるので、半日はぶらぶら遊べると思う。

    私は予定があったので、その後マレでおいしいビールとランチ。

    久しぶりにおしゃべりを楽しんでから、サンミッシェル界隈からパンテオンまで散歩して帰ってきた。

     

    そんな一日でした。

     

    明日は写真美術館が5時から無料の日。

    行ってみるべ。

     

     

     

     

     

    category:Paris ひとり暮らし | by:武蔵野婦人comments(0) | - | -
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