日本ではあまりウケない子がなぜこちらでもてるのか、というあたりがちょっとわかる気がしてきた

2015.08.12 Wednesday 05:56
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    8月11日(火)
    今日はスミュールに住むお友達がパリに来ているというので、odeonで待ち合わせをしてごはんを食べた。パリで「タパス一番の店」というランクインをしているところらしく。
    いつもは長蛇の列なんだけど、今はバカンスだから空いててよかったー、って。そうか、バカンスのパリは多くのお店が閉まってしまって残念なことも多いんだけど、開いてるお店は空いてるし、朝晩の地下鉄もあまり混まない。ええこともある。

    ただ、バスは通常よりかなり本数が減らされているので、すごい待つよー、って。
    悲喜こもごも。

    さて、そんなパリでの滞在も残り半分となり。
    ちょろちょろと歩き回っていて思ったこと。

    女の子かわいいなああ。
    あー、というか日本でいう「あの子かわいいねえ」ってのがこっちの普通っていうか。

    きれいとかかわいいというのは、いろんな価値観があるものだけれど、フランスの女の子はあまり気合いを入れて飾り立てていない子が多い。きっちりと髪をセットしたり、スキのない化粧をしたり、ファッションがかっちり決まっているという感じよりも、こんな感じの子がよくいる。



    よく、っていうのは大げさか>笑
    だってこれ、シャルロット・ゲーンズブールだから。このレベルがよくいてくれても、困る。
    でも、なんか全体的にこんな感じ。無造作な髪、張り切りすぎない化粧、いい塩梅にこなれた服。

    16区あたりに住むマダムじゃなくて、普通に地下鉄で庶民的なところを移動しているマダムにも、はっと目を引く人はいるんだけど、その感じが独特で、なんだろうなあって思ってて気がついた。
    いい塩梅にこなれた服が結構ポイント高い。
    たぶん、流行最先端で今年買った、というものではなく、もう何年も繰り返し着てるんだろうなあっていう感じのワンピとかを、すごくいい感じに着ている。でも、足下ははっと目を引くような、新しい派手なサンダルを履いていたりする。
    髪型もとても無造作。

    私は今は、東京の女性が一番おしゃれなんじゃないかと思っているんだけど、でも、おしゃれだと目を引く人の中には、女性誌から抜け出て来たようにピシッとおろしたてのような服で身を固めている人がいて、髪も化粧もスキがなく、すごいなあと思うんだけど、でもちょっとはずかしいなと感じることもある。
    その人個人の個性というよりも、服やファッションのほうが主張している感じで。


    だから、くたりとこなれた服を着て、別におしゃれしているわけじゃないけどねという雰囲気で、独特の存在感を出している女性に出会うと、なんだかうれしくなる。パリにはそんな人が結構いる。
    (観光客も多いので、中心地からはずれないとなかなか遭遇できないけど)。

    で、顔の作りだけからいうと、この中でとりわけ目立って一目を引いて「きれいだ、かわいい」と思ってもらうのって、難易度高くね? と思ったりするわけです。いったいどういうレベルに達すると、「とりわけきれいだ」ということになるんだろうか。

    ハードル高っ。
    (いや、ファッションをキメキメにして、すごく手をかけて華やかなオーラを出せば断然目立つ>だってみんなほんと無造作だから>とは思うんだけど、顔の作りという部分で言えば、なんだか太刀打ちできないのう、という気になる)


    ちなみに、私がいるクラスにはイタリアやイギリスの子たちがいて、それがもう、どうしてこんなにかわいいん? ってほどかわいい。クラスメートの日本人の子と、毎日「今日もかわいかったねえ」と確認しあってる。そんぐらい、毎日かわいい(当たり前か)。

    激写するのも申し訳ないので描いてみた。



    ヘタでごめん。でもほんとにはっとするほどきれいな子がいっぱいいる。スタイルもいい。アメリカのきれいな子とは、ちょい違う。タイプがなんか違う。うまくいえないけど。
    いずれにしても西洋人、すげー。



    で、考えた。
    この中で、同じ価値観で横並びになるのは、もう圧倒的に日本人は不利、と。
    たとえばこの子は日本ではとってもかわいい! んだろうけど




    ここに混じったらどうだろう?って考えると、存在としてなんだか埋もれていく気がする。

    ほいじゃ、どうしたらいいかっていうと、こっちに行くしかないじゃろ? って気になる。



    日本ではあまり支持されなかったミスユニバースの森理世さん。

    優勝できなかったこちらの人のほうが日本人には受けるタイプじゃないかと思うけど。



    知花くららさん。


    ほいでもね、軒並み整った顔のこちらの女性の中で、はっと気づいてもらって、その独自性で心に留めてもらえるのだとしたら、やっぱり森理世さんみたいな顔立ちと存在感の人じゃないと、なかなか難しいような気がしてきた。わからんけど>笑




    突然自分の話を出すのもおこがましいのもいいかげんにしろ、ってことなんだが(それでも話すが)、こんな私でも、たまに海外できれいだと言われることは、ある。たいていはおっちゃんからだが。
    こないだも、おっちゃんに「belle belle」と言われた。
    でもそのおっちゃんがきれいじゃのうと言いながら指を指しているのは、私の目尻と、ほお骨なのじゃ。もう、ただそこに特化。

    森理世さんみたいにしっかりと頬骨が横にせり出していて、目がオリエンタルなこと。
    それ、こっちで「きれいだ」と言われる確率が高い。



    この人はもう、神話。


    がっしり頬骨で切れ長でつり目。
    それは日本で「かわいい」と言われる人のタイプじゃないわけで、そう考えると、欧米の人が連れ歩いているアジア系の彼女のタイプが、日本的に「かわいい」「きれい」と思うタイプと少しずれていることがあるのも、すごく納得できる気になる。

    欧米の男性の中には、私が勝手に「アジ専」と呼んでいるアジア女性が特別に好きな人が一定数存在するんだけど、オリエンタルでエキゾチックな感じがいいんだ、ってことらしい。その「エキゾチック」を感じる視点が、日本人と欧米の人とではちょっと違うのかもしれない。



    私はこの人は海外の人と結婚するんじゃないかー? と思っていたけど



    日本の一般男性と入籍されたそうで、ほんまめでたい! おめでとうございます!!!

    彼女、海外で大もてだったらしい。澤さんみたいのがエキゾチックな「美人」。
    あ、あとアメリカではイチローよりも松井のほうが断然「いい男」って言われたらしいよ。

    美の基準っていろいろだけど、その人が置かれる環境によってもすごく変わるような気がする。


    私、自分の切れ長っぽい目がすごくコンプレックスで、なるべく丸く見えるように化粧をしてきたけど、もしこちらで暮らして行くということになったら、がんがん切れ長にしてしまうかもしれない>笑
    どこにいても自分のありのまま、何も変わらないという人もいっぱいいると思うけど、私はなんだか、いろいろ考えて変えていくのを楽しんでしまう気がする。で、そう思ってみたら、パリ在住が長い日本のおばちゃまの中に、なぜこの化粧? と思う人がいるのも、ちょい納得したりする。やっぱりそれは、この場所で生きていくためのアイデンティティなのかも、と。
    そうやって、どこに身を置くのかということで、自身も何か変わっていくって、すごくおもしろいね。


    なんてことを考えながら、今日はお友達とカウンターでワインとタパスでおしゃべりをして、バカンス時期のパリを満喫した。




    小皿で居酒屋さんみたいに食べられるところが少ないパリだけど、最近はこの手のお店が結構流行っているらしいです。

    おいしかった、楽しかった。
    真ん中にある緑色のは、緑のピメントって書いてあったけど、まんまししとうでした。しみるようにうまかった。パリでししとう焼いたのつまみながらワインって、もう至福っぽ。

    戻ってから出たキュビズムにまつわるconferenceも非常に面白かったです。

    まあ、どうでもいい話でごめんなさい>笑
    いろいろ間違った解釈が含まれているかもしれないのですが、たまさか滞在している人間の与太話として聞き流してくださいな。

    明日はイエナのマルシェに行ってみようと思います。
    category:Paris ひとり暮らし | by:武蔵野婦人comments(6) | - | -
    Comment
    >くたりとこなれた服を着て、別におしゃれしているわけじゃないけどねという雰囲気で、
    >独特の存在感を出している女性に出会うと、なんだかうれしくなる。パリにはそんな人が結構いる。

    あぁ。。もう、本当にとてもよく分かります。イタリアの油絵のような強烈なおしゃれの世界に疲れて、時々パリに息抜きに行ったときの、女性の皆様の存在の素敵さ、洗練された感じときたら、もう、1日外で人間ウォッチングできるくらい素敵だったことを思いだしました。

    そして、悲しいかな昨今の日本、“エフォートレス”とか言って、
    “抜け感”をがっつり“演出”するのが流行っているらしく、各雑誌であれこやこれや攻略やら対策やら書いているのですが、
    こないだ博多大吉さんが渋谷109の重鎮セシルマクビーの会社訪問に行く特集がテレビで組まれていて、これがまた、社員が集団でボルサリーノみたいな帽子かぶってて、
    「“抜け感”がテーマなんで、そうすると帽子被って抜け感出すみたいな演出がみんなでかぶっちゃったりするんですよねぇ☆」
    ってニコニコ言ってて、あぁ、、ほんまもんの“抜け感”様がそれ聞いたら脱力しちゃうよ。。と思いながら見てました。

    戸惑う大吉さんへの信頼感が増しました。
    くどうみようさん、コメントありがとうございます!
    イタリア人のきれいさって、また違いますよね。クラスにイタリアの子がいるんですが、もう太陽みたいでまぶしいです。
    今日は16区に行ったので、さらに洗練されたフランスマダムをかいま見て、ため息が出ました。一方、私の住む街に多いアフリカ系移民の女性たちも、目を奪われるほど美しいです。こちらはもっと強烈な自己主張のある美しさ。
    美にもいろんな視点があっておもろいですね。
    それにしても、「抜け感」の演出って。。。。。。全員同じかっこじゃ抜け感も何もないじゃろって思いますが。大吉さんビバ。
    • いづみ
    • 2015/08/13 12:25 AM
    面白かったです!

    アメリカで変な意味でモテる(というか眼差しのセクハラを受ける)のは、
    華奢で長い髪で従順な日本人女性のステレオタイプにはまった感じの人だけど、
    フランスでのモテる要素ってもっと成熟してそう。

    日本に帰国する度に、女の人はかかとから頭の先まで気が行き届いてて、お洒落で圧倒されるけど、
    商品パッケージというか、新品のきれいさ、という感じもしたり。

    自分なりに、さりげなく長く着てるものや新しものの取り入れ方は、洋服に限らず、
    ヨーロッパの女の人たちのの生き方なんだろうな。。
    • ぽぽり
    • 2015/08/15 3:57 AM
    ぽぽりちゃん、コメントありがとう!!
    日本女性、韓国女性、中国女性との差異はあるの?>アメリカ。そこも気になるー。アジアとひとくくりなのか、国民性も関わっているのか、どうなんだろう?
    そうそう、日本の女性で最初に目を引くのは新しくて高そうな服でまとまっている人。雑誌のパッケージ、もしくはブランドパッケージっぽいというか。こないだね、東京ですっごいスキがないおしゃれさんがコンサート会場にいて目を引いたんだけど、顔の表情が不幸顔で、それと服があってなくてちぐはぐだなーって思ったの。
    こっちの人、不満顔、傲慢顔、いろいろあるけど、それも含めて存在感あるというか>笑 服と表情が一体化している感じが、結構好き。くたりとおしゃれな人がいると、うれしくなるよねー!
    • いづみ
    • 2015/08/22 5:45 AM
    日本と言うのは明らかに世界的に特殊な文化だと思います。ただ島国であり、1/70の中の1億2千万はほぼ100/100です。なので、なぜかあれが当たり前になってしまいます。居心地の良い人にはいいのでしょうが、私は嫌いです。
    • no name
    • 2020/07/23 11:56 PM
    >nonameさん
    コメントありがとうございます。日本は本当に島国だなあと思うことが増えました。コロナの時代、さらに内向きになっていくのかも。。。。。愛せる国であって欲しいですね。
    • 武蔵野夫人
    • 2020/07/25 5:08 PM








       

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