なんでフランスのごはん作りはラクで、日本のごはん作りは面倒だと感じるんじゃろ

2015.08.03 Monday 05:30
1
8月2日。
昨日カルフールに行ったよという続き。

「フランスだって、カルフールとか同じじゃないですか。前に行ったとき、アメリカとまったく同じ風景でしたけど。なーんだ、農業大国とか、グルメの国とか言ってるけど、中身はアメリカと同じって思いましたよ」

この、知人に言われたことを確かめたくて、郊外の巨大なカルフールへ入ってみたというのが昨日のお話。
で、結果だがね





違うよ。



なんでこれがアメリカと全く同じ風景に見えるのか、私にはぜんぜんわからん。
日本のスーパーも、最近は歩き回るうちに料理をする気がまったくなくなることが増えたけど
新鮮でおいしそうな豚肉(トンカツにしたらうまそうだ)4枚で3ユーロとか
無造作に紙に包まれただけのカマンベール1ユーロちょっととか
そんなの見てたら、ほんと、料理したい! って萌える。

あー、買い物するのに必死で中の写真撮ってないです。
また機会があったら売り場の風景とか撮ってみますわー。

何日経っても色が変わらないカット林檎とか
ゆで卵の真空パック20個入りとか
中身が見えないケーシングに入った、異常に安いひき肉とか
クラッカーとサラミとチーズだけ入った子供用の1ドルのランチパックとか
アメリカのスーパーで大量に並んでいたそういうものに遭遇してエネルギーを吸い取られる確率が少ない。
なんつか、食品売り場に並ぶ農業や酪農、漁業に基づくものが、工業製品に圧倒されていない。
ということで、「違いましたよ」とその人にはお伝えしたいと思います。


あー、もしかしたら上記の人はNYとかLAあたりのホールフーズとかこじゃれたスーパーに行ったりしたのかな。
アメリカのほとんどの場所はNYでもLAでもないからね。


とはいえ、アメリカにいた時にごはん作りが飛躍的に楽になったのは確かだったの。

日本のごはん、一体何なん? というのが、あれからずっと私のテーマ。
なんで、こんなめんどくさいん?



アメリカの友達がね、こっち来たら家事が楽でラクで。
日本の主婦の家事なんてもうできないよ、って言う。

ごはんだって、ワンプレートでさっと作って、食器は食器洗い機。




フランスでも、ほんとそう感じる。
こっちのかあちゃん、そんな必死に料理せん。


で、これがある日の私の夕ご飯。



葉っぱそのままパックに入ってるのを、さっと洗って皿に投げ込む。
カリフラワーゆでながらついでにソーセージ茹でる。ハム足す。
ちなみにこのソーセージはブルストっていうホワイトソーセージで、とってもおいしい。大好物。

とにかくあとはおいしいバゲットとカマンベールとバター。ワインかビール。デザートにカルフールで売ってるパックのりんごのコンフィチュール。4個で1.4€ぐらい。この日は野菜茹でただけえらい。次の日はこれ。



あ、横だけどごめん。
葉っぱ投げ込む。昨日のカリフラワー出す。チンするだけのチキン。あとは昨日と同じ。パン、チーズ、バター、コンフィチュール。準備の時間10分もかからなかったんじゃないか。でもこれ、わびしい? 家族、これだとブーイングするかなあ。なんか十分成立している気がするんだけど。

そして一番重要なのは、チンするだけのチキン(しかも安い)が、十分おいしいことだ。味の素の鶏の唐揚げなぞ、足下にも及ばぬ。



今日うちに来た友達とも話していたんだけど、こんな風に「売ってるもの」が安くておいしくて、そういうもんを並べておくだけでどうにか絵になるというのは、とても大事だという気がする。
パテだって安くておいしいのよ。何よりパンがとてつもなくうまいから、そこにチーズとワインを出してしまえば、とりあえずなんとかなる。

日本はどうじゃ。
飯を炊き、みそ汁を作り、魚か肉を焼いたり蒸したり炒めたり揚げたりしたものに、おひたしとかサラダとか、なんかやることがすごーく多くて、じゃあ面倒だから総菜かってくるか? となっても、並べてみてもなんかわびしいねえということになる。
私はいつも日本でごはん作りながら、とにかく野菜の処理が面倒だなあと思うことが多くて。ほいでも、学校からも社会からも、野菜食べろ、野菜食べさせないと子どもがとんでもないことになるぞ! と脅されて、ほんとにいつも野菜と格闘してる。

ま、野菜好きだからいいけど。


アメリカの友達は、

「こっちはさあ、そのまま洗って出せばいいだけの野菜がいっぱい種類があって安いから、ほんとにラクよー! お肉焼いて、あとはパックから出せばいいだけだからー」

って言ってて、それ、ほんとにそうなの。


え、それって塩素漂白してるやつでしょ? ダメよ、そんなの買っては! って思う人いるかもしれないけど、違うよの。

アメリカもフランスも、パックに入って売られているのは、日本でいうと「ベビーリーフ」ってパックに入って売ってるようなやつ。切って消毒しているんじゃなくて、ただ葉っぱをいろいろ混ぜて、そのままサラダに使えるようにしてあるだけ。とても安い。
フランスではマルシェで、この「サラダミックス」とうのは常連で売ってる。手づかみで欲しいだけ袋に入れて買う(つまり工業処理はされていない)。安い。

日本でベビーリーフで山盛りサラダ作ろうと思ったら、たぶん1000円ぐらいかかる。


こういうサラダミックスを使ってしまうと、もうね、レタス洗ってちぎって、水気切って、それだけじゃ色が寂しいからパプリカでも千切りにしてミニトマトでもちょい飾る? なんてことをしてたのがアホみたいに思えますよ。

いわんやキャベツの千切りをや。

日本でのごはん作りが面倒だなあと思うのは、米の飯を炊くという行為が存在するからだとずっと思ってたんだけど、それ以上に、食材の売られ方が面倒なように出来ているような気がする。
で、それが面倒なので便利なものを作りましたよ、というのが軒並み、添加物などが多いレトルトやインスタントに流れているような気がする。食の文化の違いなんだけど。

昨日カルフールで買ってきたのはこんなもんたち。



野菜が1個から買えるのはありがたい。魚売り場でエビ2個だけ欲しいって言ったら、にこにこ売ってくれた。にこにこ2個で2.9€。ゆでてあるからそのまま食べられる。



茹でエビ2匹だけで豪華なランチになった。マイユのマスタードとマヨネーズさえあればうまいのよ。ワイン飲んで眠くなって昼寝しちゃったよ。

ちなみにフランスの家庭にはあまりまな板がなくって、みんなフライパンや鍋の上でナイフもってちゃかちゃか野菜切ったりする。なので、この野菜もそうやって切った。慣れたら上手に出来るようになる。皿の上で切ったりもする。まな板なんて管理が大変なだけって。




いや、とにかくこっちのごはんづくりラクです。
ほんとーよ。ほんとなのよ。
ラクで楽でもう、日本でごはんなんか作りたくないって思うぐらい。



こっちに住んでもう長い今日会ったお友達は、いられるまでこっちにいたいって。

「日本が一番おいしいなんてうそ。食材はこっちのほうが断然おいしくて安いし、何より外食が日本はおかしなことになっていると思うの。290円で食べられる牛丼とか、700円で食べられるちらし寿司とか、それね、もう農業や漁業をしてくれている人へのリスペクトが感じられないの。こっちは外食は高いけれど、それは食材を作ってくれた人、料理をしている人へのリスペクトでもあるのよ」って。


あれ、こんなこと思ってるのは私だけで、みんなはそうでもないのかな。日本でごはん作ってるかあちゃんたちは、さほど苦ではないのかな。
だからクックパッドとか大流行りなのかな。暮しの手帖の編集長さんがクックパッドに移って、また「キホン」とか言い出して高度化して「ていねいな暮らし」になっていくのかな。

「ねえ、ももせ。
もうこっち住んじゃいなよ。」


と、友達が言って帰った。
ごはんという部分だけで言えば、ほんとにそうしたい。

フランスにいるというと、いいわね、おいしいものがいっぱいあって、と言われて
でもそういう中身は三ツ星レストランだったり、高級ワインやチーズみたいなものが想定されていたりするけど、それ以上に、なんで毎日のご飯作りがこんなにラクなのか、というあたりがほんとに不思議で、それ、まだまだテーマだなあって思う。


今日はそんなお話でした。
明日から大学で早起きです。おやすみなさい。
category:Paris ひとり暮らし | by:武蔵野婦人comments(26) | - | -
Comment
別に日本でもやろうと思えばできることばかりだと思うのですが…。
サラダミックスも売っているし。
マイユのマスタードも普通に200円くらいで売ってますよ。

>飯を炊き、みそ汁を作り、魚か肉を焼いたり蒸したり炒めたり揚げたりしたものに、おひたしとかサラダとか、なんかやることがすごーく多くて、じゃあ面倒だから総菜かってくるか? となっても、並べてみてもなんかわびしいねえということになる。

この辺、フランスで同じことやろうとしたら、同じ手間かかりますよね?
  • すみません
  • 2015/08/04 1:11 PM
ご飯から汁物おかずすべてにおいて外国よりももう人手間かけないといけない料理が多い。
作り置きができる常備菜のようなおかずが少ないのも問題かしら。
  • luilui
  • 2015/08/04 5:45 PM
はじめまして。ネットをウロウロしていて辿り着きました。
ベルギーに住んでいるのですが、そうかあ、欧米的なメニューに馴染めさえすれば、夕飯作りは圧倒的に楽チンになるんだよなあ、としみじみ思わされました。
私は40を超えてからこちらに住み始めたせいもあってか、お味噌汁とかキンピラとか、そういうおかずがやっぱり食べたくなってしまうんですよねえ。
パンは大好きなんだけど、毎晩パンは無理、とか。笑
なので、ベルギーに住んでいながら、日本にいた時同様、若しくは薄切り肉や味付きでない挽肉を入手するのにより多くの労力をかけつつご飯作ってます。
まあ食べたい物を食べるためだからしょうがない!
(野菜とかイロイロ量り売りなのはとってもよいなっていつも思っています。)
それでは、引き続きフランス生活楽しんでくださいね。
  • フランドル住まい
  • 2015/08/04 8:04 PM
>すみません さん、とお呼びしていいのでしょうか?

>>別に日本でもやろうと思えばできることばかりだと思うのですが…。

そうなんですよ、やろうと思えばできると思います。おいしい食材の多い地方だったら特に。
私が言いたかったのは、東京などで子育てをしているお母さんたちから、常日頃「ごはんの支度がとにかく大変」「献立を考えるのが一番辛い」ということを非常によく聞くわけで、私もどこかで一汁一菜とか、そういう考えて縛られていたりするので、海外と日本での「ごはんの支度」に関する価値観の違いみたいのにとても興味がある、ってことが書きたかったわけなんです。

>>この辺、フランスで同じことやろうとしたら、同じ手間かかりますよね?

日本でさえ面倒なのに食材が手に入りにくく、厨房設備の悪いフランスで同じことをしたら、さらに手間がかかると思います>笑
  • いづみ
  • 2015/08/05 1:20 AM
>luiluiさん パンを買ってくればいいってところが絶対的に違うんですが、じゃあごはんを食べなけりゃいいのかというと、やっぱり日本人はごはんですよね。
シンプルでいい、というところに戻っていけば、自ずとラクになりそうな気もします。
  • いづみ
  • 2015/08/05 1:22 AM
>フランドル住まいさん ブログに登場する私のお友達もベルギー在住で、鶏肉はフランスよりうまい! と自慢していました>笑

食べたいものを食べるための手間というのは、意外と苦にならないものですよね。私もアメリカ時代は肉屋で薄切り肉を切ってもらい、しょうが焼きなど作りましたー。問題は「毎日忙しいけど作り続けなくちゃならない」って人たちにとっての献立だと思ってますー。

いろいろ楽しんでみまーす!
  • いづみ
  • 2015/08/05 1:24 AM
ももせさん。
Facebookのシェアでここにやって来ました。数年前にももせさんの講座に参加して目からウロコが落ちた日から、ビジネス発想家事や、お助けバイブルに励まされてきたワーママです。
久しぶりにももせさんの文章を読んで、
ももせ節、健在だな〜と(いい意味で)なんだか嬉しくなりました。
この記事を読んで、以前、ももせさんがドイツの朝ごはんが楽なのを知って、日本風にアレンジして、10分で朝ごはん!とかいう内容の記事をを書いていたことを思いだしました。
ももせさんのこういう発想や着眼点は、固定観念にとらわれまくっている私には、とても新鮮で、ものすごく参考になります。
これからも、いろんな視点での記事を楽しみにしています(^^)
  • しのぶ
  • 2015/08/05 6:37 PM
そうかー。楽そうですねー。

ただ、日本食がどれだけ健康的か知ると、海外の食事では物足りなくなってしまいます。物凄く奥深いですよ、日本食。面倒だけどそこを知ってる人は作るのだと思うのでバカにできません。

とおりすがりのものなので、返信不要です。
  • こぐま
  • 2015/08/06 11:45 AM
>しのぶさん 講演とか本とか見てくださって、本当にありがとうございます! いつも勝手なことをいろいろ書いたり吠えたりしててすみません>笑 でも、そうやって言っていただけるとすごくうれしいです。感謝です!!
  • いづみ
  • 2015/08/07 6:09 AM
>こぐまさん 返信不要ということだったのですが、とりあえずコメントの御礼だけでも、と書いています。
食は個性でもあるので、それぞれの価値観で楽しく、おいしく頂けるのが一番ですよね。私も楽しく健康的に食べていきたいと思います。コメントありがとうございましたー!
  • いづみ
  • 2015/08/07 6:11 AM
 突然失礼します。ネットで彷徨ってて、偶々たどり着きました。
 とてもおいしそうなご飯ですね!おまけにお洒落でかっこいい!異国の食卓風景はいつ見ても心躍るものがあります。私も行ってみたいものです。
 

 ところで、文章のプロであるコラムニストの方に失礼とは思うのですが、文章の書き方に少し思ったことがあります。いづみ様にそのような意図が無いというのは重々承知しているのですが、一見すると【準備やら何やらめんどくさい日本の食事】VS【簡単で素晴らしいフランスの食事】という(まあ実際そうなのかもしれませんが)構図であり、日本の食事大好きな人とかは過剰に反応なさることもあるかもしれないなあと思いました。

 何が言いたいかというと、「何かを褒めるときに何かを貶める」ような書き方に見えてしまっているのではないか、と思うのです。例えば、「日本の食事には○○といういい面もあるけど、作るのが面倒という面もある。その点、フランスでは食材の売り方が〜」のように枕で褒めればその印象も緩和されるのではないかと思うのです。素人考えですが…。

 ただの素人がふと考えたことなので聞き流してくださっても結構です。でも、今の世の中ですからどこで着火して大火事になるかも分かりませんので、火種は少しでも少ないほうがいいのかな〜、なんて。長文失礼いたしました。これからも楽しみに読ませていただきます。
  • うぇひぃ
  • 2015/09/23 1:27 AM
うぇひぃさま
コメントが入っていることに気づかないまま時間が過ぎていました! すみません!!(このブログの機能はコメントをメール通知してくれないのですぅ)
おっしゃること、いろいろ考えながら読みました。
日本の食事を「貶める」意図が自分にまったくなかったので(なぜなら私は日本の食文化を誇りに思っているので)、ちょっとびっくりしましたが、パリでのごはんがあまりにラクでおいしかったので、きっと気持ちが興奮して筆が進んだのかと思います。
ご不快に思われたようでしたら、申し訳なかったと思います。
食の話は、炎上することがとても多いです。これは日本独特のことなのでしょうか? 
日本食には問題点もたくさんあります。戦後のアメリカが介入した食生活改善の方向性や、戦後から高度成長期にかけての専業主婦文化の生んだひずみ、学校での栄養指導など含め、私たちが考えていかなければいけないことがたくさんあると私は思っています。日本の食文化に敬意を払いながら、いろいろな意見が交わされる場で合って欲しいと願っています。
反対意見は「貶めること」ではなく、異議を唱えることは反対意見を言う「人」を非難することでもなく、お互いを尊重して意見や提案ができるといいなあといつも思っています。
意図的に火事にする必要はないけれど、形のない火事を怖れて物を言えなくなるのも怖いことだとも思っています。
またいろいろお聞かせいただければ幸いです。
  • izoomi
  • 2015/11/17 2:32 PM
「料理 面倒」で検索したら、こちらのブログが上から二番目に出てきたので拝見しました。
びっくりです。フランスではそんなに料理の準備が楽なのですね。

私は関東の子持ちの母なのでとても料理が面倒です。
日本にいると「おふくろの味」とかいう感じで、料理に手間をかけないと家族に愛情かけていないみたいな雰囲気があるのでとても辛いです。

izoomiさんが「「売ってるもの」が安くておいしくて、そういうもんを並べておくだけでどうにか絵になるというのは、とても大事だという気がする。」ということを書かれていたのが本当にそうだなあと思いました。

食べれても見た目に収まりのいいものではないとなんだかもうひと手間くわえなきゃと思ってしまうので、フランスはとても良いなぁと思います。

中国などでも朝ごはんから外食(朝がゆなど)と聞くのでとてもうらやましいです。

日本では料理を手作りすることが美徳のような雰囲気があるようで、身体をおいしいもので満たす以上のものを要求されるのでとっても辛いです。

izoomiさんのように日本ではない国に住んでみて、いろんなことを考えたり感じたりしながら、(世間の価値観に振りまわされず)自分の性格にあった生活を送れるようになりたいです。

長文失礼しました。
  • にゃむにゃむ
  • 2015/12/10 7:11 PM
にゃむにゃむさん、コメントありがとうございます!
そうなんですか。料理、面倒で検索すると2番目に?>笑

フランスというか、アメリカでもとってもラクだったんですよね。「食」に対する向き合い方というか、売られ方や食材の違いのほかに、何かメンタルな部分での違いがあるような気がしてならないのですが、その正体がいまだよくわかりません。

でも、子育て中でただでさえやることがいっぱいあるお母さんたちには、やることを増やす方向ではなく、減らす方向で、逆に豊かに健康になれる方法があればいいのに、と常日頃から考えています。
「やらない」ことへの罪悪感に縛られない、ゆったりとした子育てができる国であって欲しいなと切に思います。
台湾や中国の外食文化とか、ちっとも悪い事じゃないですよねー! 逆においしくて合理的。いろんな国のいろんないいところ、取り入れていけるといいですよね。
  • いづみ
  • 2015/12/14 9:57 PM
12時間円柱から来ました。

上のコメントで「食に対する向き合い方が違う」とのこと、なるほどと思いました。
私は20代の男の一人暮らしですが、料理はしません。面倒なんです。いちいち煮たり焼いたり蒸したりなんかしたくないんです、仕事から帰って来てから。
でも休みの日にお菓子は焼きます。
自分で甘いものを作って、友達呼んでお茶したり自分の作品を味わい悦に浸ったり…。

お菓子は趣味だから、好きなときにすれば良い。
でもごはんは生活だから毎日しないといけない。
この〜なければ、〜でないと、というプレッシャーが料理に対してあるのでしょうね。
まして母は手前味噌ながら和洋折衷何でもござれの料理上手な専業主婦で、他の方も言っているような「手間の愛情」「国産への拘り」「外食は贅沢」のテンプレでしたので、20幾年美味しく頂戴しましたが、私にそこまでやる気力はないんです。

外食は栄養の偏りがー
パンにパティはコスパがー
冷めないうちにおかずもごはんも味噌汁もつくって、毎日献立変えてなんか出来るかコノヤロウ!!

で、結局今日も起床してマルチビタミン
出勤電車でカロリーメイト
お昼はおにぎり2つに牛乳
夜はフルグラにマルチビタミン。

どうだ!
コスパ最高!栄養満点!!
惣菜のちゃちぃプラスチック容器をテーブルに置くと物悲しいんじゃっ

あぁ、
私は何と戦っているんでしょうね。
たまには楽しくごはん食べたい(笑)
  • たけのこ
  • 2016/04/29 4:12 AM
>たけのこさん

コメントありがとうございます!
以前、食器洗い機のPRのためのブレストをしていた時、「自分にとって食器洗いは気分転換になる家事だから、機械に任せたくない」という人がいました。15分ほどで済むことだし、なぜ面倒だと言うのかわからない、と。
聞いてみると、共働き夫婦で子どもはおらず、平日は二人とも外食なので、週末だけ二人で料理するのだそうです。なるほど、それなら食器洗いはよい気分転換になる、と思いました。
ごはんも似てると思います。毎日「ねばならぬ」、と避けられなくなると、苦痛な時もあるけれど、それは経験してみないとなかなかわからないし、経験しても、忙しい子育て期が過ぎてしまうと、なんだか遠い記憶のようなものに薄れていきます。

いろんな形があっていいなーって思うんですよね。
お総菜のプラスチックケースが物悲しい! って気持ちも、なんだかとてもよくわかります!
ごはん問題、奥深いです。
コメントありがとうございます!!
  • 武蔵野婦人
  • 2016/05/01 3:56 PM
ももせさんはじめまして。
今日初めてたどり着きました。
素敵なブログですね。
もう随分前の記事ですが、コメントさせてくださいね。
スペイン人の夫と日本で暮らしていますが、義母を真似てスペインに近い食事を準備しています。
ももせさんが仰る通り、和食を作るより行程が短くて楽だなと感じます。
まな板も使用はしていますが、小さいものに変えました。

パテとかチーズはとっても美味しいですよね。
日本だとパテは400〜500円ほどしますがフランスのもスペインのもカルディさんとかで買ったりして食べています。
そちらでは棚にぎっしり売られているって、羨ましいです。

カルフールはスペインにもありましたが、果物や野菜もバラバラで宝探しみたいでしたね。
フランスの方々はマルシェや個人店とかで品物を買っていると思っていたので、こういう大型スーパーがあるのは少し意外でした。

元々洋食が得意でさらにワーキングなので、この食生活でもお咎め無しなのはラッキーだなってちょっと思っています(笑)
私の妹はオーストラリアに住んでいて、和食を食べたがっているので好みもあるかもしれないですね。

ももせさんのブログ、とてもワクワクします。
またきます!!

  • ルナ
  • 2016/11/03 7:21 AM
>ルナさん ももせです。
去年のブログにコメントいただけるのは、なんだかとてもうれしいです! スペイン風も、和食より楽ですか? とても興味ありー。
こういう話をしていて、時々すごく反発されることがあるんです。日本食はすばらしくて、ちっとも手間はかからない、と。そういう感覚も、なんだかとても興味があります。いろんな国を経験してこそのよさもありますし、無駄も見えて来るのですが、必要以上に食に意味を見いだしすぎるのもどうなんかなーと思ったり。
あ、でも私はアメリカに住んでいたときには、ものすごく和食食べたくて、たくさん作りました。でもヨーロッパでは思わない。なぜなんだろう? オーストラリアもちょいアメリカに近いのかも??
このテーマ、まだまだ奥が深いですね。
  • 武蔵野婦人
  • 2016/11/06 1:45 PM
日本人だから同じレベルの和食と洋食が並んでたら和食は貧乏くさく感じて洋食はおしゃれに感じるだけ
  • 日本人
  • 2016/11/29 2:02 PM
だからそういう書き方が反感を誘うというのに >食の話は、炎上することがとても多いです。これは日本独特のことなのでしょうか? 
日本食には問題点もたくさんあります。
  • ななし
  • 2016/11/29 3:17 PM
>日本人さん
コメントありがとうございます。他国で食べる食事が「洋食」と考えたことがあまりありませんでしたー。日本食を貧乏臭く感じるという考えも新鮮です! ご飯の話は本当に人それぞれで、おもしろいなあと思っています。
  • 武蔵野婦人
  • 2016/12/04 1:21 AM
>ななしさん
もう1年以上前の記事ですが、こうして見に来てくださる方がいて、共感してくださる方、反感を感じる方、両方あって興味深いテーマだなあと思っています。「日本の食」はとても奥深いです。
  • 武蔵野婦人
  • 2016/12/04 1:24 AM
恐らく、日本と欧米では、食に関わる産業に対する信頼性が違うのではないでしょうか?

日本ではまだ「金を介して」食=自分や家族の命や健康を他者に預けるにはまだ信頼や信用が無い、と。だから「食は自分たちの手で(家庭で)作る」という意識になるのかなと思ってます。

栄養バランス、偽装問題、添加物、農薬、・・・

多分、欧米では消費者も食業界へ食の安全に関してガンガン主張し、それが食業界の改善や品質向上につながり、また欧米では日本以上に食業界が自ら情報開示を積極的に行い、それ故信頼性が増すのでしょう。我々日本人ももっと食業界に主張していかないといけませんね。
  • WhiteDragon
  • 2017/03/13 2:02 PM
White Dragonさん、こちらの記事へのコメントありがとうございます!
「食」への向き合い方、それぞれの国で違いますね。日本は確かに、「家庭で作る」ことへのこだわりが強いのかもしれません。
先日、エンゲル係数が上がったとの報道に、「家庭で手作りせず中食が増えたから」という解釈での報道を見てびっくりしました。エンゲル係数って、そういうものでしたっけ?>笑
食を通して見えてくるものは面白いと同時に、扱いにくいものであるのも確かだなあと思うこのごろです。消費者が主張していかなくてはいけないというご視点、まさにその通りだと思います!
  • 武蔵野夫人
  • 2017/04/04 4:50 PM
興味深く読みました(*'▽')一人暮らしなら、自由に好きなものを食べることができるのに、と思います。
日本は、食事作りも子育ての大切な要素のように考えられているのでしょう。お風呂や添い寝もそうだと思います。中高生のお弁当作りもそうです。
これでは、日本の母親は、しんどくてあたりまえだと思います。上手に手を抜きながらするのが、大切かな。逆に外国の方は、仕事との両立が前提のような気がするので、仕方がないのでしょうね。日本も、これから、ますます共働きの世の中になるだろうから、もっと、フランスのこのような部分を取り入れて、シンプルな食生活を満喫してみればいいのにな。
  • 美枝
  • 2017/05/15 11:12 PM
美枝さんコメントありがとうございます!
それぞれの国に、それぞれの固定観念というものあるのだと思いますが、日本の「母性神話」はちょっと面倒だなあと思うことが多いです。
いつ、どこからこういう観念が生まれたのでしょうね。きっといい面もいっぱいあると思うのですが、今のままでは子育てがしにくい国だなあと思います。シンプルな食生活、一汁一菜のススメなども出てきて頼もしい限りです!
  • 武蔵野夫人
  • 2017/06/03 4:28 PM








   

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