ナヴィゴという不思議な定期で、るるぶ女子は行ってはいけない蚤の市に行く

2015.08.02 Sunday 06:18
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    8月1日土曜日。
    こちらのメトロやバスの定期でもあるナヴィゴは、1週間と1ヶ月単位でカードにチャージできる。
    えっとね、一週間って言うのは月曜から日曜日まで。1ヶ月は1日から31日まで。
    もし木曜日にパリ入りしてナヴィゴにチャージしたいと思ったら、木ー日の4日間のために同じ1週間の料金を支払うことになる。15日にパリ入りしてナヴィゴにチャージしたいと思っても、15日ー31日の分に1ヶ月の料金を支払う。

    なんなん。この融通が利かないというか、かたくなというか、面倒くさがりやというか。

    まあ、でもそんなもんじゃねということでみんな使ってる。
    これまでの旅ではチケットでしか移動しなかったので、今回はじめてナヴィゴの購入にチャレンジ。まず、窓口でMavigo s'il vous plait.と言う。すると、デポジット5ユーロのカードのセットをくれるんだけど、料金は自販機で支払ってこいという。
    自販機でナヴィゴのカードを指定してお金を払い、レシートを窓口に戻り渡すとカードをくれて、チャージは機械でしてこい、となる。

    もう、なんなん。なぜ窓口で全部できんの。

    ま、でもこれがフランスですわー。


    私は8月いっぱいパリにいるので、1ヶ月のチャージをしようと思ったが、いったいいつから8月のチャージができるんだろう? というあたりを調べていなかったので、一日目はカードだけ買って帰ってきた。で、7月30日に1ヶ月分をチャージしたわけ。
    70ユーロした。1万円弱。
    これでパリ市内のメトロもバスもトラムも乗り放題になるんだから、ま、そんなものかなー。
     
    これがナヴィゴ。写真が必要。だから地下鉄の駅にはかなりの確率で証明写真用のボックスがある。映画アメリにもいっぱい出て来たね。




    そして今日8月1日ですわー。
    るんるん。
    今日からパス一枚で、パリ中移動し放題よー。

    そんな気分で、土曜日に開催されているというモントルイユの蚤の市に出かけることにした。
    私が住んでいるのは Mairie de Montreille. 蚤の市があるPort de Montreuilleまでは駅3つ。
    生まれて初めてのナヴィゴ体験。
    さっそうとカードを改札にかざしたよ。

    チャリンと音がして、バーが動く、、、、はずだよ。

    はず。

    大きなバッテンが出る。
    バー動かず。

    隣試す。
    動かず。

    その隣も動かず。


    うえー。なんで。
    70ユーロのチャージ何だったん?

    立ちすくんでいたら横にいたアフリカ系の人が、バーを乗り越えて行っちゃえ!という。
    実際、こっちはそんな人がとっても多い。
    バーが開かないというトラブルも多いので、悪びれずに女子もバーをくぐって行ってしまったりする。中には料金払わず乗り降りする人もいるんだが、そんなのを駅員がヘルプしたりもしてて、もう何なんここ? という場面にしばしば遭遇する。

    ほいでも私は日本人だからね。
    とりあえず窓口に並ぶ。
    並んではみたけど、それ、ほんと長蛇の列。
    8月1日だから、チャージする人とか切符買う人とか、もう長蛇。
    他の人は何をしているのかと思うと、ただ切符を買っていたりする。
    ここは観光地ではないので、いるのは地元の人。
    ここんところいろいろ見て回って納得したんだけど、スーパーでも駅でも、自販機やキャッシャーでカードを使いたがらない人が一定数いる。人に頼んだほうが早いと思うケースと、カードを持っていないケースがあるみたいだけど、とにかくこっちは長蛇の列というのはごく当たり前に存在しているので、東京にいる時みたいにもう、あまりそういうのにイライラしなくなった。

    かなり並んで「通れない」と伝えたら、機械に通してあっという間に使えるようになった。

    なんだったん?


    とりあえずナヴィゴは使えるようになったみたいだ。
    ちなみにだらーっと長時間並んでいる間、改札に行く人たちが列を横切って通っていくんだけど、それ、かなりの数の人が私の前を通っていく。へんなアジア人は御しやすいと思うのか、ここなら強気に出れると思うのか。わけわかんないんだけど、私の後ろのおばちゃんが「なんであんたの前ばかり横切るのよ!」と文句言ってくる。知らんがな。

    ああ、もうここまででこんなに長くなっちゃった。
    面倒だと思う人はもう読まなくていいです、ほんと、これ、備忘録だから。



    で、モントルイユの蚤の市に行った訳ですよ。
    ガイドブックるるぶによると、「パリの中でも庶民的で、安カワグッズを探すなら迷わずここ!」らしい。

    駅降りたら、のっけから地面にバッタもん並べてるアフリカ系移民のみなさんの人だかり。
    スマートフォンとか。時計とか。
    それ、動くのか。かなり怪しい。

    中には自分の履いてきたものらしい靴を1足、風呂敷みたいなものの上にのっけて売ってる人。
    靴下状態で。わけわからん。

    人の流れについていけばいいのかとずらずら歩いたら、こんなところにたどり着いた。



    さて、この写真を撮ろうとして、iphone出したら、横にいたおっさんがじーっと手元を見てる。
    うっ。これはあかんとしまう。
    でもなんかこの猥雑ないけなーい感じを残しておきたくて、もう一度別の場所でiphone出す。



    カメラ向けた先には小中学生ぐらいのアフリカ系の子どもが二人いて、じーっと手元を見ている。
    もっとあかん。あわてて向きを変えて撮った。それが上の写真。
    1ユーロのぐちゃぐちゃの衣類の山にむらがっている雑多な人種の人たちを撮りたかったんだけど、本当に撮りたいところは何も撮れなかった。

    あのさあ、るるぶ。
    ここ、日本の若い女子に勧めちゃあかんと思うよ。
    安カワグッズなんてないし。こぎれいなかっこで、カメラぶらさげて歩いてよい場所ではないと思うよ。いや、そこまで危険ではないんだけど、居場所としては違うんじゃないかと思う、るるぶ女子とは。

    8月10日までアパートの部屋をシェアしているチズルさんは、「モントルイユの蚤の市は、日本人が買うようなものは何もないよー。あれ、どっかからくすねてきたり、盗んできたものを広げているのも多くて、警察がしょっちゅう回っているし。ま、話の種に行ってみてもいいかもだけど」って言ってたけど、ホント。
    それを、「パリの3大蚤の市を回ろう」っておしゃれに紹介しているガイドブックも、どうなんか。

    というわけで、ここは何も収穫はないと思ってたら、その横には巨大なカルフールのショッピングセンターがあった。



    以前、アメリカのスーパーマーケットで体調崩すぐらいやられてしまい、食のダークサイドに落ちたことがある私だけど、その私に知人がこう言った。

    「フランスだって、カルフールとか同じじゃないですか。前に行ったとき、アメリカとまったく同じ風景でしたけど。なーんだ、農業大国とか、グルメの国とか言ってるけど、中身はアメリカと同じって思いましたよ」

    そうか、そうなんか?
    それ、確かめに郊外の巨大スーパーに入る。

    パリ市内や田舎の街のスーパーはあちこち行ってるけど、日本でいえばイオンモールみたいな、この手のメガスーパーは初めて。
    ここでのことを書こうと思ったけど、それはまた次に。

    ということで、とりあえずナヴィゴが使えるようになった。
    すんなり買えて、すんなりチャージできて、おれってすっかりパリに慣れたと思ったんだけど、それ、一回ではちゃんと使えなかったあたりが、いまパリにいるんだなーって気持ちにさせてくれた、という今日でした。

    ちゃんと買ったものがすんなりとは使えないとか。
    そういうのが当たり前なのが、フランスってところ。


     
    category:Paris ひとり暮らし | by:武蔵野婦人comments(0) | - | -
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